北京
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1時間目 今月のお便り抜粋、いたずら爺さん・奥田正彦のハンコ彫り「槐影沈沈」
担当:王小燕、斉鵬
前半は最近届いたリスナーさんのお便りを抜粋してご紹介します。今月もお蔭様で日本各地から火曜ハイウェー宛にお便りが届いています。心から感謝申しします。
中でも写真でもご紹介したいのは、高知県四万十市右山五月町にお住いの杉村和男さんからのメールです。高知県梼原町の四国カルストで6月16日に撮影した「ヒメキリンソウ」(姫麒麟草)などの写真が送られてきました。杉村さんによりますと、ヒメキリンソウは 「非常に珍しい花で、四国の限られた場所にしか生えていない。日本の環境省指定の絶滅危惧種に選定されている」そうです。凛とした、かわいらしい花です。今月も、四万十川付近のきれいな高山植物の写真をわざわざ撮影してくださり、心から御礼申し上げます。
後半は毎月最終週にお送りする【いたずら爺さん・奥田正彦のハンコ彫り】です。今月の印文は「榴花未全開」と「槐影沈沈」の2本です。北宋の詩人・司馬光の詩「夏日西齋即事」からの引用です。
2時間目 大地の芸術祭への誘い~十日町市・関口芳史市長に聞く
聞き手:王小燕、梅田謙
「日本の自治体職員在中国 加油」、今月のゲストは「大地の芸術祭」の里として知られる新潟県十日町市の関口市長です。CRI日本語放送に在籍する新潟出身者の梅田謙と共に聞き手を務めます。
十日町市と津南町を含む「越後妻有(えちごつまり)」地域で、3年に一度開かれる「大地の芸術祭」。世界最大級の野外芸術祭として知られています。7回目となる今年は7月29日〜9月17日(51日間)にわたって開催されます。開催日が近づく中、同芸術祭史上初の試みとして、海外での記者会見が先月、北京で開かれました。
十日町市とはどんな町なのか。総合ディレクターの北川フラム氏らと共に北京を訪れた、芸術祭実行委員長でもある関口芳史市長にお話を伺います。
なお、2018年「大地の芸術祭」の見どころなどについては、来週の番組でも番外編として引き続きご紹介します。
【プロフィール】
関口 芳史(せきぐち・よしふみ)さん
新潟県十日町 市長
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」実行委員長
1959年十日町に生まれる。1982年東京大学法学部卒業後、野村証券株式会社に入社。横浜支店やイギリス現地法人などで勤務。 1995年に退職後、十日町市に戻り家業の着物メーカーに入社。その後、十日町市助役、三条市収入役を経て、2009年5月に十日町市長に初当選、2017年5月に3期目の当選を果たす。