北京
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一時間目 情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」&「Dr.劉のお悩み相談室」
情報番組「Beijing Hour~北京アワー~」
北京の最新情報や中国で話題になっていることなどをゆるりとお伝えする新番組「北京アワー」。入社8年目の劉叡アナと北京歴3年目の星和明アナのコンビで隔週でお届けしていきます。大きなニュースにならないけれども、中国で話題になっていることやもっと掘り下げてみたい身近なことなど、今の中国のありのままの姿について自由気ままにお話していきます。
1回目は、中国生活の中で必要不可欠と言っても過言ではない「ネットショッピング」に関する話題です。数多くあるショッピングサイトには使い分けがあるようです。
「Dr.劉のお悩み相談室」
今を生きる中日の若者の悩みにアドバイスをする「Dr.劉のお悩み相談室」。今回は、北京語言大学の院生・白素芳さんの「AI技術の発展で通訳の仕事がなくなってしまうのではないかと、自分の将来が心配だ」というお悩みに関する内容をお届けします。
二時間目 中国あれこれ&寧夏ホイ族自治区
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーは寧夏ホイ族自治区についてお送りします。
「中国あれこれ」は、「中華老字号」、中国の老舗の現状、それに中国の人々の休暇の過ごし方についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は寧夏ホイ族自治区の話です。
寧夏ホイ族自治区は「寧」と略称し、60年前の1958年10月25日に寧夏ホイ族自治区として設けられました。中国合わせて五つの少数民族自治区の1つで、6万6400km2で、面積が最も小さいものです。中心地は銀川市。
2010年の第6回国勢調査で発表されたデータによりますと、寧夏ホイ族自治区は人口が630万1350人、内、漢族は全体の6割以上で、406万9412人、ホイ族は219万979人で、自治区全体の35%ほど占めています。
このほかは蒙古族、満族などの少数民族です。
寧夏ホイ族自治区は歴史上、長い間遊牧民の支配下にあり、中心地の銀川は、今から1000年ほど前の宋代に西夏の国都でした。
その後の元代に寧夏路が置かれ、さらに明、清の時代に寧夏府となり、1928年からしばらくは寧夏省でしたが、1958年10月,甘粛省から分離してホイ族の居住地を中心に寧夏ホイ族自治区として正式に発足したのです。
寧夏ホイ族自治区は、中国西北部、黄河の中流域にあり、東部は内蒙古自治区、西部と南西は甘粛省、東は陝西省に接します。
行政区画は、2つの地区や4の県クラスの市、それに16県があります。甘粛省から自治区西部へ入った黄河は、中衛・中寧地方を流れ、さらに賀蘭山脈の東側、呉忠、銀川を北、北東へ流れて内蒙古自治区に入ります。
自治区は、黄土高原の北西部に位置し、北部は黄河に沿った寧夏平原。寧夏平原は年間降水量 200mm足らずですが、土壌が肥沃で、紀元前から灌漑農業が行われてきました。
1950年代以降、農業の用水路が整備され、防砂林が造成され、黄河の峡谷、青銅峡に大型ダムが建設されるなどして、灌漑面積が広まっています。
黄土高原では黄土層の厚さはところによって 100mに達し、一年を通して降水は 夏季に集中することから、土壌の流失が激しい。地元では、植林を進め、段々畑、貯水池を建設するなどして、水土の保持に力が入れられています。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)