北京
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23/19
1時間目 中日関係&フリーランス時代
<ライフマガジン>
話題1:低リスク生活要素
さあ、6月に入りました。北京はいよいよ本格的な夏を迎えるようになっています。日本ではいかがですか。そろそろ梅雨の季節に入るでしょう。気温が急に上昇することにつれて、夏バテに苦しんでいる方も多く増えます。何となく倦怠感が感じられませんか。実は、最近見たニュースでは、米ハーバード大学の最新の研究によりますと、5つの健康に有益な生活習慣の維持は、寿命を10年以上延ばす上で極めて重要だとしています。この5つの生活習慣は、研究者に「低リスク生活要素」と呼ばれています。
話題2:中国スマホ市場
研究機関・インターネットデータセンター(IDC)が先月に発表したデータによりますと、2018年第1四半期には、中国では、携帯電話メーカー番付の上位5社で市場シェアの85%以上を占めたということです。スマホ大手・華為は市場の牽引役の立場を維持し、2位はOPPOで、3位はvivo。最も目を引いたのは4位の小米で、まもなく新規株式公開(IPO)を行うとの情報が広く注目を集めています。アップルはなんと5位に落ちました。ちなみに、皆さんはどんなメーカーのスマホを使っていますか。中国製スマホを使っている日本の方がいますか。
話題3:アジア系米国人の消費志向
『ミレニアル世代』のアジア系米国人の消費志向は多くの企業の注目を集め、今後の消費ターゲットとして有望視されています。各企業は、彼らの購買力を惹きつけるチャンスを模索し、彼らの関心や注意をキャッチするために、デジタル化改革を推し進めています。
話題4:雲南省で日本語を無料で教える80歳の女性
80代の孫沈清さんは教師用ノートや日本語の教材、マーカー、老眼鏡を用意し、午前9時に自宅を出て、タクシーで1キロ離れた所にある雲南省昆明市のある住宅団地に向かいました。ここ半年、毎週土曜日の午前、孫さんは無料で若者たちに日本語を教えています。
2時間目:<技術中国>14回目 中国の新しい農業技術
皆さんにとって、中国と言えば、何を思い出しますか。このほど、当代中国と世界研究院は北京で、「中国国家イメージグローバル調査報告(2016/2017)」を発表しました。それによりますと、59%の海外回答者は中国の科学技術とイノベーション能力を認め、海外認知度最も高いのは、中国の高速鉄道で、その次は宇宙探査技術とスーパーコンピューターだったということです。そして、「ハイウェイ北京」月曜日の2時間目には、シリーズ番組<技術中国>をお届けします。14回目は中国の新しい農業技術にクローズアップします。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。
中国の農業現代化は5年間で大きな成果を遂げてきました。食糧生産量は6億トン以上、野菜・果物生産量は7億トン以上に達しました。しかし、農業の資源消耗に依存する荒削りな経営方式に根本的な変化は生じておらず、環境汚染と生態退化の流れにブレーキがかけられておらず、グリーン・高品質生態農産品の供給の拡大が必要です。そのため、このロードマップの発表には重要な意義があるとみられています。また、中国の優れた農業技術は自国だけでなく、隣国や友好パートナーシップにも恩恵をもたらしています。