北京
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【一時間目】日本で会いましょう!
「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークは、お別れの挨拶です。
旬のニュースをお届けする「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「河南省鄭州市の写真館がSNSのプロフィール画像撮影サービス」、「7月1日から輸入自動車の関税を大幅引き下げ」と「銀行カード産業発展報告発表、銀聯カード66億枚」の3本をお届けします。
また、「社会万華鏡」のコーナーでは、女性のほうが男性より年上という「姉さん女房」カップルの増加についてご紹介します。
【二時間目】中国あれこれ&ホイ族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはホイ族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、「姉さん女房」カップルが増えていることやこの現象の分析、北京新空港の建設についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はホイ族の話です。
ホイ族はホイホイ民族の略称、中国の少数民族の中で人口が比較的に多いものの1つです。
2010の国勢調査では、台湾省を除いて、大陸部にはホイ族の人口は、1058万6087人。チワン族に次いで二番目に人口が多い少数民族です。ホイ族の分布は全体的に分散していますが、局地的に集中する特徴を見せます。主な居住地域は寧夏回族自治区、ほかにほぼ中国全土に居住しています。
ホイ族はほとんど漢語を使い、居住する地区によって方言を持ち、また一部の人がアラビア語とベルシア語に精通します。ほとんどはイスラム教を信仰し、最も重要な祝祭日は三つ、いずれもイスラム歴に基づくもの:ラマダーン明けの祭(イード・ル・フィドル、イスラム歴の10月1日)、犠牲祭(イード・ル・アドハー、12月10日)、預言者聖誕祭(マウリド・ン・ナビ、3月の10日)です。
宗教上の理由から豚肉を食用とせず、食用としては羊肉があるいは牛肉が中心です。アルコール類の飲料も禁止され、回族が経営している食堂では酒類はメニューにありません。このように独自の飲食習慣があるため、飲食業を主とする事業を営む伝統があり、食堂の看板には「清真」の二文字があります。
ホイ族は、唐の時代に移住してきたアラビア人、ペルシア人がその源流だとされ、西暦7世紀、アラブとペルシアの商人が中国南東部沿海の広州、泉州などに居住し始め、13世紀初、中国西北部に移住させられた中央アジアのペルシア人とアラブ人が、ウイグル族、モンゴル族の人々と融合し、回族となったということです。
回族は、1000年を超える長期間にわたり、中国各地で生活をつづけ、漢族と混血した人々も多く、体の特徴や、風習、文化などに関しては、漢族と同じように見えるものがあります。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)