北京
PM2.577
23/19
大家好!(みなさんこんにちは!)日本人スタッフの梅田謙です。
今回は北京モーターショー2018の会場の様子をお届けします!北京「舞台」と呼ぶのはちょっと強引かもしれませんが、これも「ショー」ということでご容赦ください。
▲入場口、こちらは西門
▲長城汽車のSUVブランド「WEY」新型と筆者
北京モーターショーは2年に1度開催されていて、今回で15回目だそうです。今年の会期は4月25日〜5月4日までで、25・25日は報道関係者向けのプレスデー、27・28日は特別招待日で、一般公開は昨日4月29日から始まりました!
梅田は斉鵬アナと一緒に、プレスデーの初日に行ってきました。ここでは、ニュース記事に載せきれなかった写真と合わせてご紹介しますね。
14カ国・地域から関連企業1200社が出展したというだけあって、常にどこかのブースで発表会が。とても1日で回りきれそうにはありませんでした。発表の傾向としては、電気自動車(EV)や音声認識AIといった技術が多く、自動運転に関するものが予想外に少なかったようです。
▲長城汽車の記者発表会
▲EVコンセプトカー「WEY-X」
では、実際に見てきたブースの様子です。実は私自身、モーターショーに来るのが初めてでしたので、日本との比較はできないのですが…。いずれのブースも、受付ではコンパニオンさんが素敵な笑顔で迎えてくれます。ブース内にはコンセプトカーを含む展示車のほか、ドライブ体験コーナーや、飲み物と軽食を提供しているメーカーもありました。
外国メーカーの場合、本国からのスタッフと現地(中国人)スタッフが一緒になってブースの管理や接客をしている様子を見て、なんとなくCRIのオフィスに似てるなあと親近感を覚えました。
▲トヨタブース入り口には目を引くラリーカーが
▲広いブースの奥には運転体験シミュレーターもあった
▲指導者も乗る第一汽車の高級ブランド「紅旗」は赤が基調のハイセンスなブース
▲スマート社はブースもコンパクト&スマート
▲凛々しい男性が印象的なビュイックの受付
また、アルファロメオのブースには、話題の2018年型F1マシン「C37」の姿がありました。同社は今年からF1チーム「ザウバー」のスポンサーとしてF1レース復帰を果たしたばかり。そんなマシンを間近に、様々な角度から眺めることができるというのは、まさにモーターショーの醍醐味ですね。
▲アルファロメオブランドのF1マシン「C37」
日産自動車のブースにやって来ました。新型とはいえ見慣れた車種に日本人としてほっとしながら歩いていると、これまた日本の皆さんにはお馴染みのロボット・ペッパーくんを発見しました。日産のロゴを背負って、しっかり接客をしているようです。
▲来場者を接客するペッパー
▲背中のNISSANロゴを撮影しようと背後に回ると…
▲み、見られてる…?
▲確実に見られてる…!
冒頭でも書きましたが、ブースによっては飲み物や軽食を提供してくれるところもあります。日産ブースではなんと焼き鳥が振る舞われていました。ちなみにボルボのブースはシナモンロール、BMWはマカロンだったそうです。これをまとめるだけでも楽しそうですね。
▲もしや目の前の「シルフィ」の先々代「ブルーバードシルフィ」と掛けているのだろうか!?(写真提供:佐々木玄さん)
▲ボルボのブースではシナモンロール以外にコーヒー、カフェラテなど各種飲み物も提供されていた
一般公開日のチケットはネット通販の淘宝(タオバオ)などでも気軽に手に入れられるようで、私のWeChatモーメンツ(友達の投稿が見られるSNSのタイムライン)にも、昨日今日で自動車の写真をたくさん見かけました。日本では若者のクルマ離れが著しい昨今ですが、中国では話題の中心。意外と若い女性も強い関心を持っているようで「インスタ映えする自撮り」でも載せるのかと思いきや、黙々と車の写真ばかりを「カッコいい!」とアップし続ける硬派な投稿が見られました。
次回のモーターショーが開かれるのは2年後ですが、AIや燃料の技術がますます進歩し、ますます熱気を帯びた注目が向けられることは間違いないでしょう。
▲「子供の頃からBMWのエンブレムが好き」という斉鵬アナ
▲筆者