北京
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一時間目 人々の暮らしに広がる「スマート・スタイル」
「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークは、パンダの毛をむしって巣作りに勤しむカラスの大胆な行為に関するネットユーザーの反応についてご紹介します。
旬のニュースをお届けする「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「2017年、帰国留学生が過去最高の48万人超」、「1-3月期の住民一人当たりの可処分所得は7815元」、「中国のモバイルゲームが韓国で大人気」をお伝えします。
また、「社会万華鏡」のコーナーでは、中国の人々の暮らしに広がる「スマート・スタイル」についてお話します。
二時間目 中国あれこれ&新疆ウイグル自治区
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはタタール族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、帰国した留学生は48万900人と、過去最高を更新したこと、新世代身分識別カード5万枚の無料配布、全国国民読書調査報告、中国の考古チームがシルクロード西端のチュニジアで古代ローマ時代の考古遺跡を発見したことなどについてお送りします。
「56の民族、56輪の花」は新疆ウイグル自治区の話です。
新疆は「新」と略称します。中国の西北部に位置し、ロシア、カザフスタン、タジキスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、アフガニスタン、パキスタン、インド、モンゴルなどと国境を接し、国境線の長さが5700キロを超え、全国の陸上国境線のおよそ4分の1は新疆にあります。
新疆はその南部と東部に、甘粛省、青海省、チベット自治区と隣り合います。古くから、シルク-ロードが通じる東西交通の要路です。
面積が166万平方キロで、中国全体の6分の1を占め、そのうち、山間部と平原はそれぞれ80万平方キロとなり、中国で面積が最も大きい省クラスの行政区域です。
新疆に居住している民族は合わせて47あり、うち、ウイグル族、漢族、カザフ族、ホイ族、キルギス族、モンゴル族、タジク族、ロシア族、タタール族、ウズベク族、タタール族など13の少数民族は古くから現地に住んでいます。
この13の民族は、ホイ族が漢語を使うほか、それぞれ自らの言語を持ち、ほとんどはその独自の文字を使います。
2011年末までに新疆の人口は2208万7100人に達し、少数民族はその60%を占めています。
中心地は、ウルムチ市、モンゴル語で、美しい牧場という意味です。
新疆は昔、西域、西に地域の域と書く西域と呼ばれ、正にその名前の通り、西部の地域である新疆は古くから中国の不可分の一部でした。
紀元前138年、漢の武帝は張騫(けん)を西域に派遣し、西域との関係が結ばれました。
1884年に、清朝政権が西域の名前を新疆と改め、現地に省を設け、中心地をウルムチ市に決めました。
1949年に新疆が平和的に解放され、新疆省人民政府が発足し、さらに1955年10月1日に、新疆ウイグル自治区が設けられました。
新疆は海から遠く離れ、周りは山に囲まれ、砂漠や草原が広がります。
地形は、三山、両盆を挟むといわれるように、北からアルタイ山・天山・崑崙(こんろん)山の三山脈が、その間に広がるジュンガル・タリム両盆地を挟み、砂漠・山岳が自治区の大部分を占めます。
天山を境に北は、「北疆」、北新疆、南は「南疆」、南新疆と呼ばれます。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)