第27回 「中国の緑化事業における両国の協力」

2018-04-24 11:48  CRI

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 中日国交正常化45周年特別企画 「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」。

 今年は中日国交正常化45周年です。この記念すべき年を迎えるに当たり、中国国際放送局は特別企画「国交正常化45年の歩み―あの日、その時」を毎週土曜日にお送りしています。今日のこの時間は、「中国の緑化事業における両国の協力1980年代から進められている緑化事業で、日本との協力と交流」についてお届けします。お相手は朱丹陽です。

 1980年代といえば、は改革開放政策が実施され、政治や経済、文化など各分野で大きくな転換するを迎えた時期でした。そんな中、他の分野と同じように、この時期にスタートした中国の緑化事業は、が立ち向かうった現実は厳しいそのものでした。砂漠化の拡大、黄河と長江をはじめとする河川の氾濫のは深刻化し、森林カバー率がはわずか12%に過ぎませんでした。加えて、首都北京周辺では、の春先の一大の悩みは、飛んでくる黄砂でした。、北部と西北部の砂漠化が年々迫る進む状態でした。

 1984年3月、中国共産党中央と国務院は「祖国緑化活動強化に関する指示」を出し、「中国緑化基金会」を立ち上げました。翌年から、国内外向けの募金活動の展開、植樹ボランティア募集、各種の記念林の建設、自然保護意識の向上などに取り組みはじめました。また、ほぼ同じ頃、中国のハイテク総合研究と自然科学の最高研究機関とされる当時の中国科学院は、砂漠化防止における国際協力事業も始めました。

 さらにこの段階において、から日本政府や民間企業、個人が参与しするようになり、力になりました。個人としては、日本鳥取大学の名誉教授である遠山正瑛氏は中国科学院がは民間ルートを通じて鳥取大学の遠山正瑛名誉教授を招いた専門家ですきました。内蒙古自治区での植樹を始めたのはすでに80歳の高齢者を過ぎた頃でしたが、10年以上も活動を続け、尊敬されています人望を集めていました。日本の研究者やボランティアも、内蒙古自治区や寧夏回族自治区の砂漠に入りました。団体としては、1986年 に南京大虐殺遭難者植樹訪問団が、南京での植樹活動をスタートしました。資金面では、日本の地球緑化協会や豊田トヨタ自動車会社が投入投資しました。このほか、1988年に中国科学院と日中友好環境保護センターはが協力協定をが結ばれび、研究や人材育成などに取り組んでいきますみました。

 このように、中国緑化事業の初期段階においてで、両国は政府、研究機関、企業、個人など、幅広く協力しあうようになりし合い、今後の事業展開のために、の礎を固めました。

 90年代に入って、中国の新たな環境対策に対応応じて、していく中、両国の協力や交流がは拡大しました。そのうちの、植樹活動はとんとん拍子で進めましたんでいくことになります。1998年、長江・揚子江流域では、犠牲者凡およそ3000人を出した記録的な洪水が発生したことでを受けて、全国の環境保護意識の向上に拍車がかけられましたかかりました。この年、政府は天然林資源保護の政策を実施しました。田畑を元の林地や草地に戻すというスローガンを打ち出すなどして、生態保護と建設プロジェクトに力を入れました。このまた同じ年に、日本の地球緑化センターが設置され、重慶市と中国科学院と連携して長江・揚子江の上流で生態保護モデル区を建設することで合意しました。これにより、長江ほとり流域の町・江津で植樹活動をが始めまり、土壌流失の食い止めに力を入れていますました。またさらに、イーオン環境財団は北京での「万里の長城植樹活動」もスタートしさせ、風と砂を防ぐ緑の壁を作っていきます。同じ年り、ました。日本世界砂漠緑化協会がは、内蒙古のトンゲリ砂漠での植樹活動を開始し、。凡およそ20年経った現在、長さ13キロ、幅500メートルから2キロ、植樹本数800万本にも及ぶなる緑化地帯が見事にできています。今は、「トンゲリ砂漠化防止総合モデル区」と「生態建設人材育成基地」に指定され、中国の砂漠化防止の手本になっています。1999年には、日本の小淵恵三元首相が設立した100億日本円にのぼる「日中緑化交流基金」がスタートしました。、今でも、民間団体によるの中国での植樹活動を資金面で強くサポートしています。

 21世紀に入ってから、両国の協力は更に深まっています。砂漠化防止を目指す「黄砂が飛来する現象の形成、システム、環境への影響」「21世紀中国首都圏環境保護モデル基地」「長江・揚子江上流生態建設モデル基地」などのプロジェクトを実施しました。1980年代から進んでめてきた緑化事業の成果が認められは確かなものを残し、世界の参考となる全国に広めるモデルができていると言えるでしょう。

 中国緑化事業が始まってからのの凡およそ30年間、中国と日本の政府間と民間人同士の共同努力で、植樹事業の拡大、土壌流失や砂漠化の防止、人材育成などの分野で大きな成果を得ています。2015年時点で、中国の森林被覆カバー率がは、1980年代ののわずか12%から21.66%にまで改善しのぼり、ほぼ倍増しています。今では北京でも春先にの北京、の黄砂がは著しく非常に少なくなり、30年間のに渡る緑化活動がの大きいさものだと、を感じさせられます。中国の緑化事業における中日両国の協力と交流は今後も、約30年間積み重ねてきた経験が生かされを生かして、より充実になりしたものになり、大きな役割を果たしていくにちがいないとことになると信じています。

 中日国交正常化45周年記念特別番組「国交正常化45年の歩み―あの日その時」。今回は「中国の緑化事業における両国の協力1980年代から進められている緑化事業で、日本との協力と交流」をお送りしました。お相手は朱丹陽でした。

ラジオ番組
10月29日放送分
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