北京
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一時間目 中国の中産階級
「ハイウェイ北京-CRI中国情報ラジオ」木曜日1時間目のオープニングトークは、花粉症対策についてお話します。
旬のニュースをお届けする「チャイナエクスプレス」のコーナーでは、「日本へ花見旅行が大人気で価格上昇中 国内の桜スポットも人気」というニュースをお伝えします。
また、「社会万華鏡」のコーナーでは、中国の中産階級のライフスタイルや中産階級の定義などについてお話します。
二時間目 中国あれこれ&ウズベク族
「ハイウェイ北京」木曜日二時間目の番組、前半は中国のトレンドや、出来事などをご紹介する「中国あれこれ」、後半の「56の民族、56輪の花」のコーナーはウズベク族についてお送りします。
「中国あれこれ」は、ネット通販における高齢者の活躍ぶり、中高年層のインターネットライフの実態、北京初の無人スマート24時間営業書店の開店、それに大陸の大学を受験する台湾地区学生が増えているという話題についてお送りします。
「56の民族、56輪の花」はウイグル族の話です。
中国にいるウズベク族は新疆ウイグル自治区のイーニン(伊寧)、ターチョン(塔城)、ウルムチなどの都市に集中しています。2010年の第6回国勢調査では、中国にいるウズベク族は1万700人ほどいることが分かりました。
ウズベク族の祖先は昔中央アジアから中国に移住してきたとみられます。14世紀の前半、モンゴル帝国に属したキプチャク・ハーン国はウズベク・ハンの支配のもとで国力が強くなり、ウズベク・ハン国と呼ばれていました。ウズベク国の人たちはシルクロードに沿って新疆経由で中国内陸部にたどりつき、商業を営むその一部はそのまま中国に残り、新疆のいくつかの町に定住しました。
ウズベク人のほとんどは町に居住し、教育を受ける機会も多く、知識人や教師の数が多く、新疆の文化・教育事業のために大きな貢献をしてきました。
1951年4月新疆では1回目の各民族代表会議が開かれ、これにはウズベク族の代表11人が参加し、国の事務を巡る検討に直接参加し、新たな社会への期待を示し、ウズベク族が政治へ参与する熱意を表しました。
1954年初めごろ、ウズベク族は、中国の一回目の総選挙に参加し、自らの民族の代表を選び、新疆ウイグル自治区の各クラスの人民代表の中にはウズベク族の代表がいます。
1954年に新疆では5つの自治州、6つの自治県が、さらに1955年10月に新疆ウイグル族自治区が設置されました。一方で、ウズベク族は人口が少ない上、居住地が分散しますから、民族自治区域を設ける条件が整っていませんが、ウズベク族もほかの民族と同じように、平等の権利を持ちます。
1987年7月2日、ムールイカザク族自治県の大南溝というところで、ウズベク族自治郷が生まれました。全国で唯一のウズベク族自治郷です。
詳しくは番組をどうぞお聞きください。(Mou)