北京
PM2.577
23/19
国連児童基金(UNICEF)は11日に声明を発表し、2014年以降、過激派組織「イスラム国」により引き起こされた戦闘状態により、イラクの児童の4分の1ほどが貧困に陥っているとしました。
声明によりますと、戦闘状態の中で貧困に陥った児童の数は370万人に達し、イラクの児童全体の4分の1を占めています。また、300万人の児童が戦闘状態の中で正常に教育を受けられないでいるほか、多くの児童が退学を余儀なくされているということです。
ユニセフが公表したデータによりますと、2014年以降、イラクでは教育施設や医療施設を標的とする襲撃事件がそれぞれ150件と50件発生しており、イラクの半数以上の学校が今なお修復を必要としています。ユニセフは他にも、イラクで児童を対象とした公共サービスを提供するため、国際社会に向け、関連施設の修復への援助を呼びかけています。(Mou、む)