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1時間目 最人気の人材&留学帰国組
<ライフマガジン>
話題1:2018年度中国で最人気の人材
2018年には、どのような人材が中国では最も求められることになるのでしょうか。どの産業が「スター産業」となるのでしょうか。有名なグローバル人材会社のヘイズはこのほど、2018年の中国の10大人材発展傾向を次のようにまとめました。<ライフマガジン>、最初の話題はこれに迫りましょう。人工知能やサイバーセキュリティ、ビジネス金融などの各分野で、多くの中国企業がすでに多国籍企業を超え、中国市場を率いる存在となっています。これらの企業は、世界的なブランドへのグレードアップを目指し、そのために人材を争奪し、人材を引き止めるための戦術をさらに整えていくことになるだろうとみられています。
話題2:2017年度大学生就職報告
2017年度「北京エリア大学卒業生・就職クオリティ報告」がこのほどに発表されました。現在の時点で、北京エリアの科学研究機関は含まない92校の大学を卒業した23万290人のうち、「すでに仕事に就いている」は72.54%、「引き続き学業い精励」は24.92%、「まだ将来の方向性が定まっていない」が2.54%でした。就職率については、専科卒業生は、学部卒業生および大学院(修士課程・博士課程)卒業生を上回ったということです。男女比はほぼ同じ割合で、男性は47.74%、女性は52.26%。卒業生のうち北京出身者は6万2058人にとどまり、北京以外の出身者が73.05%を占めました。卒業生のうち、学部卒が最多で51.71%を占め、修士課程卒は27.47%、専科卒は14.79%、博士課程卒は6.03%でした。専攻別に見ると、専科卒業生では、財政・経済関連学部が最多で、学部卒と修士課程卒は工学関連学部が最も多かったということです。
話題3:海外留学帰国組の悩み
「海外留学」は一時、中国の若者の間で、より良い仕事に就くための「ゴールド・チケット」であると見なされていました。しかし、海外留学から帰国した学生の平均初任給が、1万元(1元は約16.7円)から6千元まで落ち込んでいるのが現状となっています。海外帰国組が、中国国内で教育を受けた学生より明らかな優位性を備えていた時代は、もはや過去のものとなったようです。大陸部のメディアによるサンプリング調査の結果、海外帰国組の圧倒的多数は、給与や待遇に決して満足しているわけではないことが分かりました。彼らの収入は、「6千元未満」が28%、「6千元から8千元」が40%でした。さらに、海外帰国組の最低初任給は、わずか3500元ということです。決して給与は高くないものの、数年前から、海外留学から帰国する学生の数は増加傾向にあります。2007年には帰国を選択した人はわずか4万4千人でしたが、2016年には、その10倍近い43万2500人にまで上がりました。
2時間目:<中日カルチャーショック> 4回目 中日の料理
「ハイウェイ北京」、月曜日の2時間目には、<中日カルチャーショック>の拡大版をお届けします。近くて遠い国と呼ばれる中国と日本、身近なようで、大いに異なっている相手国の文化、習慣、考え方にスポットを当ててご紹介します。4回目は、中日両国の料理にスポットを当ててご紹介します。
中日間の餃子のカルチャーショックや、日本人が大好きな中華料理ランキング、中日のお正月料理など、盛りだくさんの内容があります。興味お持ちの方はぜひ最後までお聞きください。