地域貿易一体化は中小企業の発展にプラス＝報告書

2017-10-05 17:57 CRI

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　国連貿易開発会議（UNCTAD）と世界貿易機関（WTO）に属する機関である国際貿易センターが4日、ジュネーブで、報告書「2017年中小企業競争力アウトルック」を発表しました。「より深く広範囲にわたる地域貿易一体化は、中小企業の競争力向上と包括性経済成長の実現にプラスになる」と指摘しています。

　この報告書は「地域とは世界貿易の扉」をテーマに、地域経済貿易と小企業の発展の分析と研究を重点としており、「地域貿易は中小企業の最も主要な貿易である。地域貿易一体化を深めることは、中小企業が高いレベルのバリューチェーンの活動に入り、顧客に対する価格協議能力を向上させ、国際市場へ進出し、大企業との格差を縮小することにつながる。また社会全体にとっても、より多くの雇用を提供し、経済成長を促進できることになる」と述べています。

　そのほか、同報告書は中国が提唱した「一帯一路」構想に着目し、インフラ整備と貿易および地域一体化の相互作用を認めています。

　（玉華、謙）