北京
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介詞Ⅷ 「比」「被」「叫」「使」
文の構成で一番、シンプルなのは主語と述語でできているもの。、その間に入って情報をプラスしていくのが、主語と述語を仲介する介詞である。
1) 主語と述語に比較の情報をプラスする「比」
「~より」の意味で、英語で言えば「than~」に相当する。
例:兄は背が高い。=主語+述語
哥哥高。
※ 介詞「比」を間に入れて、比較の情報をプラスする。
兄は私より背が高い。
哥哥比我高。
兄は私より5センチ背が高い。
哥哥比我高五厘米。
彼はあなたより何歳年上ですか?
他比你大几岁?
彼は私より2歳年上です。
他比我大两岁。
北京は東京に較べて、物価が高いですか?
北京比东京物价高吗?
2) 被害をもたらす主体を導く「被」
「~によって」と言う意味で、英語なら「by~」に相当する。
例:彼は先生に叱られた。
他被老师批评了。
パソコンは子供に壊された。
电脑被孩子弄坏了。
*ここでは受け身というより、被害をこうむるニュアンスで使うが、好ましい場合にも使う。
例:彼は先生に褒められた。
他被老师表扬了。
私の病気はお医者さんに治してもらった。
我的病被医生治好了。
山頂は雪に覆われている。
山顶被雪覆盖了。
3) 使役の対象を導く「叫」
「…に~させる」という意味、英語なら「make~」、「order~」にあたりる。
例:妻が煙草を吸わせてくれない。
妻子不叫我抽烟。
お母さんは私に買い物に行かせた。
妈妈叫我去买东西。
4) 感情や状態の使役の対象を導く「使」
「…に~と感じさせる」意味で、英語なら「make~」、「cause~」に当たる。
例:このニュースは、わたしたちをよろこばせました。
这个消息使我们感到特别高兴。
ボーナスは家族を幸せにさせた。=幸せにした。
奖金使家庭幸福。