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第5回アジア欧州議員会議が19日午前、北京で開幕しました。中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は開幕式で、基調演説を行い、中国の震災対応の状況についてアジアとヨーロッパ各国議会の代表に紹介したほか、アジア欧州議員会議の今後の発展について提案しました。
今回の会議は、「アジアとヨーロッパの協力を強化し、共同発展を促進する」ことをテーマとし、3日間にわたって開かれます。このテーマについて、呉邦国委員長は「これは、アジアとヨーロッパ各国の人々が共に関心を寄せる問題である。今回の会議でこれをテーマにしたのは、時代の流れと人々の願いに符合するものであり、相互信頼を深め、実務的な協力を促し、共同繁栄を実現させることに重要な意義がある」と述べました。
アジア欧州議員会議は、1996年に設立されたもので、アジアとヨーロッパ各国議会の対話を強化することで、相互理解を深めることを目的としています。設立されて12年、その加盟国は、26から43へと増加しました。アジア欧州議員会議は、各メンバー国が対話を通じて、相互信頼と協力を推進する上で、重要な場となり、豊かな将来性を持っているといえます。
呉邦国委員長は、アジア欧州議員会議発展についていくつかのアドバイスをしました。
「各メンバー国が関心を寄せる問題を十分考慮し、真剣な対話と平等な交渉を行い、柔軟性を示すという原則に基づいて、最大限の努力を払い、共同利益の一致点を絶えず広げていく。両地域間の文化交流を推進することで、歴史や文化面での相互理解および人々の友情と信頼を深めるべきだ」と語りました。
また、演説の中で、呉邦国委員長は中国の震災対応の状況を詳しく紹介しました。
四川大地震発生後、1カ月余り経ちましたが、新中国成立以来最大の地震災害に対し、中国政府は様々な困難を乗り越え、被災地で瓦礫の下敷きになった人たち6500人余りを救出し、延べ170万人の負傷者を治療し、そして1500万人の被災住民を避難させました。呉邦国委員長は、「中国の震災救援活動が成功したことは、この国の社会制度が優れている点、そして改革開放政策実施以来の発展と中華民族の弛まない努力によるものだ」と述べました。
地震発生後、世界各国も援助の手を差し伸べ、中国の震災救援活動に力強い支持を提供してくれました。開幕式で、呉邦国委員長は中国政府と人民を代表して、国際社会に感謝の意を表し、「ここで私が特に強調したいのは、中国が今回の震災救援で、アジアとヨーロッパを含む世界各国の政府と人々からの力強い支援を受けたことだ。一部の国の救援隊と医療チームは、中国の人々と共に救援活動を展開した。これは、世界各国と中国の人々の深い友情を表すものとなった。私はこの場を借りて、中国政府と人民を代表して、国際社会に心より感謝の意を表したい」と述べました。(翻訳:洋)
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