中国国際放送局とNHK・日本放送協会が共同制作する「中日ネット対話?冬の対話」が24日、北京と東京のスタジオをつないで、同時放送を行いました。
今年は中日国交正常化35周年であり、中日文化スポーツ交流年でもあります。中日両国の国民に相互交流と相互理解の場を提供するため、中国国際放送局はインターネットを通じて、春、夏、秋、冬の4回シリーズの「中日ネット対話」を企画しました。そして4回目は24日「広げよう 若者の交流」をテーマとして、冬のネット対話を行いました。統計によりますと、中国国際放送局が日本語ホームページと中国語ホームページで一時間半にわたって放送した今回の「中日ネット対話」では聴取者が延べ2万7000人に達したとのことです。
中国国際放送局とNHKのスタジオには両国の交流舞台で活躍している4人のゲストを招き、インターネットを通じて中日青年交流の過去と将来についてリスナーらと討論しました。
最後に番組は、1984年に訪中した日本各界の青年3000人のメンバーの一部が、今年、23年ぶりに今度は自分の子供を連れて再び訪中し、胡錦涛国家主席と対面したことなどを振り返りました。胡錦涛国家主席はその際、「23年前、われわれは中日青年友好活動を行った。歳月は人間の容貌を変えるが、人間の友情を変えることはできない。みんなの努力の下で、中日両国の未来が必ず、より美しくなり、中日友好が世世代代にわたり受け継がれていくだろう」と述べました。
「中日ネット対話」の発起人・中国国際放送局の馬為公副編集長は、「私たちは去年からマスコミが中日交流の舞台と窓口としての役割を担うべきであると考え始めた。さらに日本の友人と話し合った上で、私たちは今年の春夏秋冬のシリーズ対話を始めた。この活動は非常に意義があることであり、今後も続けていく」と語りました。
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