中国スペシャルオリンピックス常務副会長で、中国身体障害者体育部の趙素京主任は、9日上海で、「今後、中国はスペシャルオリンピックスの展開をこれまでの学校から地域社会まで広げる」と発表しました。
趙主任はこの中で、「学校を出て、地域社会に入ることは国際スペシャルオリンピックスの発展にとって大切な経験である。2006年末までに、中国のスペシャルオリンピックス選手は62万人に達し、計画通りに行けば、2010年には100万人になる。この目標を実現するには、学校でスペシャルオリンピックスを展開すると共に、地域社会の多くの知的障害者がスペシャルオリンピックスに参加できるようにしていく」と述べました。
2006年から現在まで、中国障害者連合会は、上海を含む全国各都市の1000近くの地域文化センターや運動場に「スペシャルオリンピックス活動拠点」を設け、知的障害者がスポーツに参加することを通じて、社会に融けこむことを目指しています。
(翻訳:東)
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