中国北部の港町、天津市とイタリアのローマは28日、協力覚書に調印し、両都市の都市公共建設企画・文化・教育・貿易・観光などの分野において交流と協力をしていくことで合意しました。
天津市の戴相龍市長とローマ市のワルテル・ベルトローニ市長が天津市で行われた調印式に出席しました。
戴相龍市長は「ここ数年来、天津とイタリアの友好的な往来が日増しに頻繁となり、双方は多くの協力協定を結んできた。両都市の市民の相互理解と信頼をさらに深め、両都市の協力にさらに明るい未来を切り開くことを希望する」と述べました。
これに対し、ワルテル・ベルトローニ市長は「天津は、急速に経済を発展させると共に、歴史のある建築と伝統文化に対する保護を非常に重視し、環境保護でも著しい成果を収めた。双方は、これらの面で大きな協力の可能性を持っている」と語りました。(翻訳:胡徳勝)
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