国連環境計画(UNEP)はこのほど、中国南部の広西チワン族自治区の北海市で「南中国海で実施している多国間環境保全プロジェクトは計画通りに進んでおり、関係諸国によるモデル区域の設置が予定通りに行われる見込みだ」と発表しました。
「グローバル環境基金」が出資した「南中国海プロジェクト」は2002年から始まっています。
このプロジェクトには中国、ベトナム、カンボジア、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピンの7カ国が参加し、これまでで世界最大の海域環境保全プロジェクトとなっています。
来年終了予定のこのプロジェクトはマングローブ、珊瑚礁、海藻、海岸湿地、漁業資源、内陸からの汚染物質抑制を目的としています。
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