中国気象局国家気候センターが10日に発表した「2006年中国気候公報」によると、2006年全国の年平均気温は9.9度と例年に比べ1.1度も高く、1951年以来の暖かな1年でした。1年を通じて気温が高めで、夏・秋の全国の平均気温は1951年以来の最高となりました。
2006年の中国の気象災害による経済損失は例年に比べ大きく、農業は通常の作柄でした。
国家気候センターの董文傑主任は次のように説明しました。
2006年は気象災害が多発しました。各種災害の中で台風を含む熱帯低気圧による経済損失と死亡・行方不明者の数が最も多く、被災者数と作物被害については干害によるものが最も多かったです。春には18回の砂嵐が発生し、そのうち5回は強いもので、いずれも2000年以来最多となりました。北方地域には14年ぶりに酸性雨による深刻な被害が発生、降水の酸性度が非常に高く、回数も大きく増加しました。
「人民網日本語版」より
|