中国側は29日、ロシアに対して、中国東北部の吉林省を流れる松花江の支流、ボウ牛河の汚染情況について連絡しました。この中で、中国側はロシア側がこれに関心を寄せていることを十分理解しており、責任のある措置を講じて、水質汚染の影響を取り除いていくとの姿勢を示しました。
これは中国の呉儀副首相がこの日ロシアのメドべデフ第一副首相と会談した際述べたものです。呉儀副首相は、その中で、「中国政府は吉林省のボウ牛河が汚染された問題を非常に重視している。今後も友好協力と情報公開、そして、責任ある態度でロシア側に情況を知らせるとともに、引き続き対策をとり、汚染の影響を取り除いていく」と述べました。
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