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中国外務省の劉建超報道官は16日北京での定例記者会見で、「中国は交渉によるイラン核問題解決というEUの立場を高く評価する」と語りました。
ドイツ、イギリス、フランスの三ヵ国がイランの核問題に関する包括的な解決案を提出するというメディアの報道について、劉報道官は「中国はEUが合理的、全面的で、バランスのとれた包括的な解決案を提出し、それに基づいて早期にイランとの交渉を再開することを期待している」と語りました。
イランのアハマディネジャド大統領が来月上海で開かれる上海協力機構の首脳会議に出席するかどうかという記者の質問に対し、劉報道官は、「イランは上海協力機構のオブザーバーであり、上海協力機構の主要な会議はオブザーバーの指導者も招くことにしている。中国はイラン指導者の決定を尊重し、イラン指導者の会議参加を歓迎する」と語りました。(05/16)
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