中国外務省の劉建超報道官は8日、北京で、スーダン政府と反政府武装勢力の「スーダン解放運動」との間で和平協定が結ばれたことについて、歓迎の意を表し、これはダルフール問題の解決における重要な進展であると述べました。

　今月5日、スーダン政府とダルフール地区の反政府武装勢力「スーダン解放運動」は和平協定に調印しました。これについて、劉建超報道官は記者の質問に答えた際、「中国はスーダン政府、及び『スーダン解放運動』が示した和平を求める姿勢を高く評価するとともに、アフリカ連合及び関係のアフリカ諸国が平和のため払った努力を高く評価する。中国は国際社会とともに、ダルフール地区で一日も早く全面的な平和を実現させるように努力していきたい」と述べました。