韓国軍と在韓アメリカ軍は25日、7日間にわたる2006RSOI・連合戦時増員訓練と「フォール・イーグル」軍事演習を韓国全域で開始しました。

　RSOIには、アメリカ軍2万人あまりが参加し、そのうち、1万7000人は在韓アメリカ軍で、ほかの3000人は、アメリカ本土、ハワイと日本の沖縄基地から動員された部隊です。また、アメリカ軍の原子力空母エーブラハム・リンカーンは、初めて合同軍事演習に参加することになります。

　これに先立ち、韓米合同司令部が今月10日、合同軍事演習の実施を朝鮮に通告したことを受け、朝鮮は、今月28日に開催される予定の朝鮮・韓国閣僚級会談の延期を発表しました。

　朝鮮外務省の報道官は23日、「韓国とアメリカの今回の合同軍事演習は、朝鮮に対する『武力脅威』で、アメリカの先制攻撃という陰謀が危険な段階に入った。これは、順調に進んでいる朝鮮と韓国の関係発展にマイナスの影響を与えるだろう」と述べました。