イスラエルのエルサレムにあるハダサ病院は15日夜、シャロン首相にチューブで気管と補助的な人工呼吸器を直接つなぐ手術を行いました。
医師団はシャロン首相に全身麻酔をかけた後、チューブを気管に差し入れました。これまで、シャロン首相は鼻や口にチューブを通して人工呼吸器につないでいましたが、今回の手術によって、呼吸器を直接気管につなぐことができました。
病院側は、14日夜からシャロン首相への麻酔投与を停止したものの、まだ意識が戻っていないとしています。