中国インターネット情報センターが10日明らかにしたところによると、昨年末現在、トップレベルドメインの国名コード「cn」の登録件数は109万件に上る。登録件数はアジア地域トップで、現在中国のインターネット利用者が最も多く選択するドメインになっている。

　2005年に一連の優遇政策と世論の支持を背景に、「cn」ドメインの登録件数の増加に向けて、優れた利用環境が整えられた。全国人民代表大会や中国政府のサイト、新華社のウェブサイト「新華網」などが、そろって「cn」をトップレベルドメインとして採用し、このことがインターネット企業や国有企業上位500社による「cn」ドメインの集団利用を促進した。

　「cn」ドメインの飛躍的増加の主要因は、多くの企業が「cn」ドメインを利用してブランドの保護を図るようになったことだ。昨年以来、サムスンをはじめとする有名企業が「cn」ドメインを大量に登録。話し合いや買い取りを通じて「cn」ドメインを取得したケースもある。

「人民網日本語版」