11世パンチェンエルデニは17日、タシルンポ寺院で灌頂という修行の儀式を行いました。
午前10時ごろ、儀式が正式に始まり、11世パンチェンエルデニは観世音灌頂経を読経し、信者たちに経文の意味を説明しました。
「灌頂」はチベット語で「力を与える」という意味で、チベット仏教の僧侶が修行する時に行わなければならない宗教儀式で、歴代のパンチェンはいつもタシルンポ寺院の僧侶のためにこの儀式を行うということです。