アメリカ国務院のエレリ副報道官は21日外国記者センターでの記者会見で、『ニューヨークタイムズ』が19日の社説で、ブッシュ政権が中国に対する新しい抑制政策を実施していると掲げたことについて、「この言論はアメリカの対中国政策を誤解している」と表明しました。
エレリ副報道官は「アメリカは中国が勃興している大国と認め、競争相手というより、むしろ多くの分野でアメリカの協力パートナーとなっている。アメリカは、中国が国際システムへ融合し、積極的かつ建設的な役割を果たし、世界の安全と繁栄を維持することを促していく」と語りました。
エレリ副報道官は更に、「アメリカのブッシュ大統領がこのほど京都での談話や、ゾエリック国務次官が9月21日にニューヨークで米中関係全国委員会での演説などは全てアメリカの対中国政策をはっきりと説明し、アメリカの対中国関係への理解を深めるものだ」と述べました。(11/23)
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