パレスチナ自治政府のクレイ首相は22日、ラマラで談話を発表し、「このほど、イスラエル政界で起こった変化がパレスチナとイスラエルの和平プロセスの推進に役立つものだと希望している」と述べました。
クレイ首相はその際、「パレスチナはこれからのイスラエル政府がイスラエル社会の傾向を反映し、和平プロセスを真剣に推進し、既定された日程表内で、未解決の問題を公正、合理的かつ全面的に解決し、双方の平和を実現することに注目している」と語りました。
クレイ首相は、また、「パレスチナは一方的行動に反対し、イスラエル側がパレスチナに既成事実を強引に押し付けることに同意しない」と述べた後、「一方的行動が平和実現に役立たず、特定の効果が実現しても長く続かない。パレスチナは公正的な平和を守る権利を持っている」と警告しました。
イスラエルのシャロン首相は21日、リクード集団から離党し、新しい政党を結成すると発表しました。
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