アメリカ国防総省のミサイル防御局が17日声明を発表し、アメリカ軍が当日ハワイ付近の海域でミサイル迎撃実験を成功裡に行ったことを明らかにしました。
この声明は、アメリカ海軍の「エリ・レーク」号ミサイル巡洋艦が発射したミサイルが、太平洋上空160キロで、標的から分離した弾頭を直撃し、破壊したとしています。
2002年以来、アメリカ軍はミサイル迎撃実験を7回行いましたが、今回は初めて標的から分離する弾頭に対して迎撃実験を行ったものです。
オーストラリア、ドイツ、日本、オランダ、スペインの海軍側の代表は当日の実験を見学しました。なお、アメリカは来年、更にミサイル迎撃実験3回ほど行うとのことです。
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