中国外務省の孔泉スポークスマンは13日北京で、アメリカ側が李登輝氏のアメリカ訪問を許可したことに強い不満を感じ、これに反対するとの中国側の態度を表明しました。

　孔泉スポークスマンはその際、「周知のように、李登輝氏は"台湾独立"活動を極力推し進めていることから、そのアメリカ訪問の目的は分裂活動を行なうためであり、中米関係に妨害を加えることにある。中国側はこの件についてアメリカ側に厳正なる申し入れを行い、アメリカ側がこれを許可したことに強い不満と反対を表明した。アメリカ側が一つの中国の政策を堅持し、中米間の三つの共同コミュニケを遵守し、"台湾独立"反対の承諾を履行し、間違ったやり方を改め、"台湾独立"勢力に誤ったシグナルを送らないよう要求する」と述べました。