パキスタン北東部で発生したマグニチュード7.6の大地震で10日夜までに、死者が3万人を超え、カシミール地方のインド実効支配地域では死者が850人を超えました。
中国から第2陣の援助物資は当日夜イスラマバードに運ばれており、そのほかの支援物資は明日の12日までに到着する予定です。
国連機関として人道問題調整事務所(OCHA)、児童基金(UNICEF)、開発計画(UNDP)、難民高等弁務官事務所(UNHCR)、世界食糧計画(WFP)などは支援金と物資の提供および救助治療チームの派遣を発表しました。
アメリカ政府は初期支援として5000万ドル、カナダ政府は2000万カナダドル、欧州委員会は緊急人道支援として300万ユーロを提供すると発表しました。
このほか、ヨルダン、オーストラリア、イギリス、イタリア、ハンガリー、フィンランド、インドなどの国も人道支援の提供を発表しました。
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