中国外務省軍縮局の張炎局長は10日、第60回国連総会の第一委員会で、軍縮と核拡散防止問題について発言し、「核拡散防止は、当面国際社会が直面している現実的に、差し迫った任務である」と述べました。
張炎局長は、「各国は、安全の利益を互いに尊重し、相互信頼、互恵、平等、協力の原則を踏まえて、共同安全を実現させるべきである。各国は、現有の国際法の枠組み内で政治と外交のルートを通じて、核拡散防止問題を解決すべきである。核拡散防止は科学技術の平和利用に影響を及ぼすべきではない。国際的核拡散防止メカニズムを強化するいかなる措置も、多国主義の原則を遵守すべきである。各国は、核拡散防止に充分に参与する基礎の上で、民主的に政策を制定し、国際的核拡散防止メカニズムの公正、合理および非蔑視を確保すべきである」と述べました。
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