中国の王世傑中東問題特使は28日北京で、「イスラエルがガザ地区から撤退するのは、イスラエルとパレスチナの間に和平実現の重要な第一歩だが、初めの一歩でしかない」と中国の立場を表明しました。
これは王世傑特使が、記者会見で中東5カ国歴訪の成果について述べたものです。王特使は、また「イスラエルのガザ地区撤退をきっかけに、双方は引き続き中東平和案『ロードマップ』を推進してほしい」との希望を表明しました。