オーストリアの新聞「デル・スタンダード」の電子報が27日報道したところによりますと、ロシア原子力局のルミィツェフ局長は、記者のインタビューに答え、「ロシアは、イランとドイツ、フランス、イギリス三ヵ国およびIAEA・国際原子力機関との対話回復を説得する」と述べました。
ルミィツェフ局長は、「イランは、ウラン濃縮活動を行う権利を持ち、また、『核拡散防止条約』に違反することもない。ロシアは、イランの立場を理解しているが、イラン核問題の複雑化を避けるため、ロシアは、ウラン濃縮活動放棄の提案をイランに提出するだけである」と述べました。
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