中国の呉儀副首相は30日北京で、ユニセフ・国連児童基金のベネマン事務局長と会見し、「中国政府はこれからもユニセフとの協力を継続し、区域と世界の児童事業に寄与していく」と表明しました。
呉儀副首相はその際、「中国は社会と経済の発展でアンバランスの状態があり、都市部と農村部の格差、地域間の格差、及び貧困問題が存在し、これらは女性と児童の事業発展の後ろ足を引いている。中国政府は女性と児童の事業の発展を高度に重視しており、その発展過程における際立った問題の研究を解決に尽力している。また中国は、ユニセフを含む国際社会の支持と援助をも期待している」と述べました。
これに対しベネマン事務局長は、「ユニセフは中国政府の優先分野での協力に努め、中国との協力を深化していく」と述べました。
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