イスラエルによるガザ地区からの入植地撤去という一方的行動計画は、これまで順調に進んでおり、19日までにガザ地区にある21ヶ所のユダヤ人入植地のうち、17か所の撤去作業が終わり、80%のユダヤ人入植者が立ち退きました。
伝えれるところによりますと、残りの入植者の大部分もイスラエル軍と撤去についての協議に達し、これからの数日内に撤去することになっています。
イスラエルのメディアが18日発表したアンケート調査の結果によりますと、半数を超えるイスラエル人は、一方的行動計画を支持しているとのことです。
アメリカ政府は18日、「バレスチナとイスラエル双方は、イスラエルの撤去を踏まえて和平交渉をさらに促進すべきだ」と強調しました。
さらにアメリカのライス国防長官は、「撤去作業終了後、イスラエル側は更なる行動を取らなければならない」と強調し、またエジプト政府は、「冷静を保ち、撤去作業の実施期間中における暴力紛争を防ぐべきだ」とパレスチナとイスラエル双方に呼びかけました。
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