国連安保理は29日、1617号決議を一致して採択し、「アルカイダ」とタリバン及びその関連グループと個人に対する制裁措置を延長すると決めました。
決議は、全ての加盟国が効果的な措置を講じて、安保理が1999年に採択した1267号決議及びその後に採択した関連の決議を実行し、「アルカイダ」とタリバン及びそのメンバーの財産を引き続き凍結し、そのメンバーの国際旅行を禁止し、これらの組織に対して武器の禁輸を実行するよう要求しています。
決議は、国連と国際刑事警察機関との協力を確保し、各国の制裁実施の情況を監督することを担当する国連1267委員会がその機能を行使できるよう国連のアナン事務総長に要求しています。
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