中国外務省の孔泉スポークスマンは30日、北京で、「中国が最終的にG4・『4カ国グループ』の安保理拡大案に反対しないという日本外相の発言は少しも根拠のないもので、下心を持っている」と述べました。
伝えられるところによりますと、最近、日本の町村信孝外相はニューヨークで、「中国は最終的に、G4の決議案に反対しない」と述べました。
これに対して、孔泉スポークスマンはコメントを発表し、「中国は、G4の枠組み決議草案が多くの発展途上国、特に中・小国の利益を配慮していない。4カ国が強行に表決するやり方もアフリカ、アジア、加盟国間の団結や国連の長期的利益を損なっていると見ている。また、中国は民主的協議を通じて、広範囲で一致した基礎の上で決定を出すのは、安保理改革を推し進める唯一のルートであると主張している。もし国連総会で強行に表決する情況があったら、中国は反対票を投じる」と述べました。
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