朝鮮の中央通信は20日論評を発表し、日本が「拉致問題」を口実に、朝鮮半島の核問題をめぐる六カ国協議を妨害しようとしていると非難し、朝鮮が協議で、日本側と単独で接触することを否定しました。
この論評は、「六カ国協議はまもなく行われ、関連各側はいずれも、朝鮮半島の非核化の実現に向けて努力しているにもかかわらず、日本のみが自国の利益しか考えず、協議での非核化とまったく関係のない拉致問題の提起に固執している」としています。
この論評はまた、日本はこれまでずっと六カ国協議を妨害し、以前すでに決着がついた"拉致問題"を持ち出し会談に人為的な障害作り出している。このような姿勢を改めなければ、六カ国協議に参加しても、日本は何もなすところはないといえよう。日本のこれまでの姿勢を見れば、朝鮮は今後の六ヶ国協議で日本と二国間協議を行うことはない」と指摘しています。
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