イスラエルのシャロン首相は14日、「イスラエルは一方的な撤退行動を完成した後、もし、パレスチナ側がイスラエルへの襲撃を完全に停止するならば、中東和平案・『ロードマップ』計画を実施するつもりである」と述べました。
イスラエルの新聞『ハーレツ』の報道によりますと、シャロン首相は14日、まもなく撤退命令を履行するイスラエル警察部隊に演説を行い、「イスラエルは、ガザ地区とヨルダン川西岸北部の一部の地区から撤退するが、ヨルダン川西岸のその他の地区から撤退することはありえない」と重ねて明らかにした後、「一方的に撤退した後、イスラエル政府は、その重点を治安改善や教育改革などの国内問題におくことになる」と述べました。
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