イラン外務省のアセフィ・スポークスマンは3日の恒例記者会見で、新しく大統領に選出されたアフマディネジャド氏が、1979年のアメリカ人人質事件に関与したという報道に反駁を加えました。
アセフィ・スポークスマンは「アフマディネジャド大統領が人質事件に関与したということは、まったく事実として根拠のないうそだ」と強調しました。
1979年11月4日、イスラム革命を支持するイランの学生がイラン駐在アメリカ大使館を占拠し、52人の館員を人質として拘束しました。この事件がきっかけで、アメリカとイランは国交を断絶しています。先月、アフマディネジャド氏が新しい大統領に選ばれましたが、当時人質となったアメリカ人5人が、同氏が人質事件に関与したと訴えています。これに対し、同氏の側近は否認しています。
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