中国外務省国際局の劉結一局長は29日北京で開かれた「国連問題国際シンポジウム」で、国連改革を支持する中国政府の姿勢を改めて表明した上で、「国連の改革では発展をトップの地位に置くべきだ」と強調しました。
劉結一局長はその際「発展は、安全と人権の問題解決における基盤であり、国連の改革や9月に予定されている国連サミットのテーマとなるべきである」と強調したあと、優先的に発展させるべき分野、たとえば、発展途上国による国家発展戦略の制定、先進国の債務減免措置の継続的実施などに国際社会が注目するよう呼びかけました。
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