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第六回欧州会議財務相会議は26日天津で開かれました。今回会議はアジア欧州の財政経済面の協力を強化し、より緊密な経済貿易関係を促進することをテーマにしています。温家宝首相は開幕式で「新しい国際情勢の下で、アジアとヨーロッパは双方の協力関係を絶えず推し進めるべきで、中国はその中で大きな役割を果たしていく」との態度を表明しました。
1996年から始まったアジア欧州会議財務相会議は、ASEM・アジア欧州首脳会議が決めた財政と金融関係の決定と精神を貫き、双方の経済と金融分野における協力を推し進めることを目的としたものです。中国がこの会議を主催するのは今回が初めてです。ASEMの39の加盟国の財務相やIMF・国際通貨基金、世界銀行など国際組織の高官がこの会議に出席しました。
中国の温家宝首相は会議で、「アジアとヨーロッパ経済の安定した成長は世界経済の成長を推し進める原動力である。双方はマイクロ経済政策、地域協力、財政経済改革などの分野における協力と交流を強化し、財政経済面の協力を絶えず推進していくべきだ」と語ったうえで、また次のようにのべました。
「アジアは現在世界で最も活力に溢れた地域で、欧州連合は世界最大の経済共同体であるため、双方が協力する将来性は大きいものである。ASEMが拡大されてから、加盟国の人口は世界人口の三分の二を占め、GDP・国内総生産は世界の半分を超えるようになり、国際問題でより大きな役割を果たしていくに違いない。新しい情勢の下で、アジアとヨーロッパの各国は重要な機会と新たなチャレンジに直面している。全面的な協力を強化し、各自の優位性を生かし、困難を共に乗り越え、双方の協力を新たなレベルに高めていかなければならない。」
温家宝首相はまた「経済面の協力はアジアとヨーロッパの新たなパートナーシップの基礎である。財政、金融分野における協力は経済協力の主な内容で、大きな役割を果たしている。各国は対話と協調を強化し、主な外貨準備通貨の為替レートを安定させ、石油価格の大幅な変動を抑え、各種の貿易保護主義を防ぐと共に、国際金融と貿易体制の改革を推進し、共に利益が得られる国際経済協力の環境作りに努力していくよう」呼びかけました。
2001年、中国はAPEC・アジア太平洋経済協力会議の輪番議長国を担当する期間中、金融と発展プロジェクトの設立を提唱しました。2004年、G7・主要国との始めての非公式閣僚級会談を行い、今年、またアジア欧州財務相会議及び20カ国の財務相と中央銀行頭取会議の輪番議長国を担当しています。これについて、温家宝首相は「中国とアジア・ヨーロッパ各国との互恵協力は新たな段階に入り、すでにアジア、ヨーロッパ及び世界発展中の積極的な推進力となった。我々は平和的な発展の道を歩み、各国との活気に溢れた長期的かつ安定した全面協力関係を発展させていきたい」と述べました。
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