朝鮮最高人民会議常務委員会は22日、政令を公布し、韓国との経済協力を更に発展させるため、「民族経済協力委員会」という政府機構を正式に設置するとあきらかにしました。

　政令では、「朝韓首脳会談で調印した『北南共同宣言』の精神に基づき、北南経済協力を積極的に展開させるため、朝鮮民主主義人民共和国民族経済協力委員会を特別に設置した」としています。

　政令はこの委員会の具体的なメンバーは公表していません。

　これまでのところ、朝鮮は一般的にアジア太平洋平和委員会、民族経済協力連合会などの非公式政府機構を通じて、韓国との経済協力を行ってきました。