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ユニセフ・国連児童基金とAU・アフリカ連合は16日、ナイロビで、声明を発表し、「アフリカには3500万人の児童が孤児であり、5年以内に孤児の人数はさらに増えて5000万人になる可能性がある。従って、国際社会がより多くの援助を提供するよう呼びかける」と述べています。
声明は、「アフリカの児童が孤児になる多くの要因のうち、エイズの流行が重要なその一つとなっている」としています。
声明は、「国際社会特に、先進国はアフリカの児童により多くの援助を提供すべきである」と指摘すると同時に、G8・先進8カ国グループが来月の初めにスコットランドで開く首脳会議で、アフリカの孤児問題を重要な議題として討議するよう呼びかけました。また同時にアフリカ諸国政府に児童問題を国内政策の中心的位置に置くという承諾を実行するよう促しました。
6月16日は「アフリカ児童デー」です。今年の「アフリカ児童デー」のテーマは、「アフリカの孤児はわれわれの共同の責任である」ということです。
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