パレスチナ自治政府のアッバス議長は6日、ヨルダン川西岸のラマラで談話を発表し、「イスラエルは、当日エルサレムの『神殿の山』で発生した衝突事件に責任を負わなければならない」と非難しました。
アッバス議長は、「衝突の再発を避けるため、イスラエル当局はユダヤ人がこの聖なるところに入ることを許可しないほうがいい」と強調しました。
別の報道によりますと、ヨルダン外務省のスポークスマンは当日、アンマンで談話を発表し、ユダヤ人過激派がこの「神殿の山」のアルアクサ・モスクに入ろうとした行為を非難すると同時に、措置を講じて事態の悪化を防止するようイスラエルに要求しました。
6日朝、アルアクサ・モスクでお祈りをしていた数百人のパレスチナ人が、「エルサレムデー」を祝うためにそこへ行くユダヤ人に投石しました。イスラエル警察がそれを制止しようとし ましたが、衝突になり、ユダヤ人2人が負傷しました。
6月6日は「エルサレムデー」で、イスラエルはこの日に1967年の戦争で東エルサレムを占領したことを祝うことになっているとのことです。
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