中国の李肇星外相、ロシアのラブロフ外相、インドのシンハ外相は、2日、ロシアの極東都市ウラジオストックで、第4回非公式会合を行いました。
この中で、外相らは、国際及びアジア太平洋地域の情勢、三カ国の経済などの分野における協力について意見を交換しました。
これについて、三カ国の外相は、「われわれ三カ国は、21世紀の平和と発展が直面する主な問題で、一致または似通った見方を持っていることから、新たな脅威と、新たな挑戦の対策で実質的な協力を行っていきたい」と強調した上で、「われわれは長期的に緩みなくテロと戦い、二重基準を取るべきではない」と示しました。また、麻薬密輸と越境犯罪の面でも協力を強化することを希望しました。
三カ国は交通、農業、エネルギー、ハイテク、文化などの分野における互恵協力には潜在力が大きく、3カ国の企業家が直接に接触するよう期待しました。会合が終わった後、「共同コミュニケ」が発表されました。
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