中国外務省の孔泉スポークスマンは31日、北京で開かれた定例記者会見で、上海協力機構のメンバー国が「テロリズム」、「分裂主義」、「過激勢力」という三つの勢力を取締ることや、地域的な経済協力問題などについての協議を強化していくことを明らかにしました。
孔泉スポークスマンは、記者の質問に答えた際、「上海協力機構の各メンバー国の外相は来月4日、カザフスタンで会議を開き、地域情勢と国際情勢について意見を交換するほか、その後開かれる首脳会議開催の準備活動を行うことになる」と発表しました。また、今回の外相会議の後に開かれる首脳会議では、各国は三つの勢力の取締りや、上海協力機構の枠組み内で経済協力をさらに強化することについて踏み込んだ意見交換を行う予定です。
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