韓国外交通商省は28日、声明を発表し、「日本外務省の谷内正太郎事務次官が韓米関係について発表した不当な言論について自らの発言で遺憾表明をしたからといって、それで終わらせることはできない」と指摘しました。
この声明は「谷内正太郎事務次官の韓米関係についての言論は韓国政府に対する侮辱であり、韓米間に水をさすことだ。このため、韓国政府は谷内事務次官の態度表明は日本側のその他の歴史を歪曲する評論と関連しているものとし、今後の韓日関係の方向性を新たに考慮することになる」と述べました。
同日、韓国外交通商省のイ・ギュヒョン(李揆亨)スポークスマンはソウルで「谷内事務次官はその不当な言論を自らの発言で遺憾表明をしたが、韓国政府はそのことを受けるわけにはいかない」と強調しました。
今月の11日、谷内事務次官は、韓国議員代表団と会った際、「アメリカが韓国を十分信頼していないため、日本はアメリカから得た朝鮮についての情報を韓国と共に享受することが出来ない」と述べました。韓国政府は26日、これについて、日本政府が公式に侘びをし、谷内事務次官の責任を追求するよう要求しました。谷内事務次官本人は27日、自らその言論について遺憾の意を表しました。
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