ドイツ連邦参議院は27日、賛成多数で、「EU憲法条約」を批准しました。
これに対して、欧州委員会のワルストロム副委員長は声明を発表し、歓迎の意を表しました。
「EU憲法条約」草案の起草作業を指導するフランスのデスタン元大統領は、「ドイツがこの条約を批准したのは、まもなくこれについて国民投票を行うフランスなどの国に積極的なシグナルを出した」と見ています。
イタリアの副首相でもあるフィーニ外相は同日、「『EU憲法条約』がフランスの国民投票で批准されなければ、ヨーロッパ一体化のプロセスに影響を及ぼすに違いない。しかし、ヨーロッパは依然として統一の道を前進する」と述べました。
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