レバノンのラフード大統領は26日首都ベイルートで、レバノンを訪問中のロシアのスルタノフ外務次官と会見した際、「イラクとパレスチナの情勢が引き続き悪化していくならば、中東地区は不安定な状態に陥る可能性がある」と述べました。
ラフード大統領はその際、「中東情勢の不安定と複雑化はこの地区諸国と人民に高い代価を払わせるだけではなく、国際社会にとっても何のプラスもない。レバノンとシリアも、いま、巨大な圧力に直面している」と指摘しました。